[日本語] 京衡弁護士事務所

2017-04-07 00:00:00


本事務所は1997年に設立し、2003年には現在の事務所名である「京衡」に正式に改称しました。“京”とは英語のCAPITAL=首都という意味で、中国の法制度を受け継ぐことを意味します。“衡”とは、英語のEQUITY=衡平、公正という意味で、英米法の衡平理念を継受することを意味します。“京衡”とは中華圏及び海外の双方の法体系に配慮し、法理を法の沿革に遡って究明し、人間の公平を探求することを表しています。英名は“Capital Equity Legal Group”で、頭文字を取って「CELG」となります。

 

本事務所の本部は浙江省杭州市にあります。浙江京衡弁護士事務所のほか、京衡上海事務所、京衡寧波事務所、京衡湖州事務所、京衡舟山事務所、京衡温州事務所の六つの事務所から構成されています。 

 

本事務所の創設者兼主任弁護士陳有西(チンユウシ)は、全国弁護士協会(日本弁護士連合会に相当)の「憲法と人権」委員会副主任、知的財産委員会副事務総長及び中国人民大学(中国トップ四位国立大学校)ロースクールマスターチューター、浙江省公安庁法律専門家委員会委員を務めています。

 

本事務所は設立してから20年になります。現在は、弁護士と専門スタッフが300名を超え、外国弁護士資格を持つ博士、修士もたくさんおり、中国国内において最も有名な大手綜合弁護士事務所の一つとなりました。本事務所は刑事、民商事、プロジェクトのためのリーガルサービス、行政訴訟、国際業務、金融・証券、保険、株式上場、事業再生・倒産、医療・環境保護、労働争議、知的財産、海事、建築、不動産、私有財産信託、国際仲裁、電子商取引の18の分野において専門リーガルチームを設けています。強力なチーム編成により国内外の依頼者へ幅広くリーガルサービスを提供します。

 

近年の実績として、中国全国における重大な影響を及ぼす各種案件及び金融商品取引、知的財産権、海事海商、会社運営に関するリーガルサービスの依頼を次々に引き受けてきました。事例として、雷洋案、財務省情報開示案の提訴、都邦保険株式会社M&A案、蕭山国際ホテル有限会社破産更生案、吉利のボルボ買収に関する特別項目リーガルサービス、杭州宋城の上場特別項目リーガルサービスのほか、五粮液[旧工房]商標案件(最高裁による審理),日系大手ソーラー電波腕時計企業の低周波信号使用に関するトラブル案件(最高裁による審理)などの代理も行いました。 

 

また、本事務所は国際化と最先端業務に焦点を当て、オーストラリア、香港、アメリカ、イタリア、スペイン、日本など世界各地の弁護士事務所と連携し、協力体制を構築しています。本事務所の弁護士は外国語スキルを備えており、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、日本語等の法的サービスを提供しています。各種の新たな法律業務の研鑽とエマージン・リーガル・マーケットの開発を重視し、常にリーガルサービス及び市場開発の最前線を歩み続けています。

 

本事務所は、「中国法治の発展と共に、グローバルリーガルグループを築き上げ、各国企業の世界への進出を支援する」を理念として、依頼者のニーズに応え、事務所が一体となって取締役会とパートナー会議制度によるグループ管理、及び法律情報や所属弁護士の知識・経験等の共有化と総合活用を行っています。厳格な弁護士管理と迅速かつ効率的な案件処理プロセスに取り組み、インターネットやLANを通じてリモートオフィス環境での業務を可能とし、さらにLAWYEE OAシステムの導入により、ペーパーレスハンドリング承認やデータ管理を実現しています。本事務所は、最高の質にてリーガルサービスを提供すること、弁護士・職員が高度の職業倫理を保持することに努め、企業文化と銘柄の価値を高めてきました。所属する弁護士のプロフェッショナルの気概と最高のサービスの提供にて、企業の発展をサポートすることに全力で取り組んでいます。

 

 本事務所は数多くの政府、機関事業所の法律顧問を担任しており、規範論証と立法建議に参与することによって役目を果たしています。公益活動と法律扶助においても積極的に参加しており、こうした努力と研鑽の積み重ねによって、社会的にも好評を頂いています。